MatNavi利用者インタビュー Vol. 3
材料教育・研究に革新をもたらす直観的なデータベースと高品質状態図の活用
ご利用者
宇都宮大学
工学部 基盤工学科
准教授 山本篤史郎様
【プロフィール】
宇都宮大学 工学部 基盤工学科に所属し、金属ガラスによる異材接合、単結晶構造解析など材料研究・教育分野で活躍。授業・レポート資料作成や新素材開発にもMatNaviデータベースを広く活用。
利用したデータベース
論文
Resistance Spot Welding of Stainless Steel and Titanium Plates with a Supercooled Liquid of Zr55Al10Ni5Cu30 Metallic Glass Ribbons
https://doi.org/10.1007/s11661-024-07432-6
インタビュー
Q1. MatNaviを使おうと思った理由や導入前の課題・期待は何ですか
材料研究や教育で金属材料の特性や結晶構造を分かりやすく説明するためのツールが必要で、手描き図による資料作成に課題を感じていました。導入前は豊富な状態図や結晶構造モデルが簡単に入手でき、研究・教育の両方に活用できることに期待していました。
Q2. 課題解決のためにMatNaviをどのように活用しましたか。使い方のコツはありますか
授業・講義ではMatNaviのAtomWorkデータベースから必要な結晶構造データや状態図を事前にダウンロードし、講義スライドに活用。ライブ画面で提示することで、従来手描きしていた図を効率的かつ正確に学生に伝えられるようになりました。複数画像の同時提示で、構造や性質の違いを瞬時に理解できるため、教育効果が高まりました。
Q3. MatNaviを使って得られた成果や成功体験を教えてください
手描き図で説明していた内容を、正確な画像とデータで瞬時解説できるようなり、学生の納得感や理解度が大幅に向上しました。状態図や物性値データの豊富さは論文投稿時の情報参照・引用も標準化でき、英文論文1報、和文2報、修士論文4報、卒論5報の成果創出にも寄与しました。
Q4. MatNaviならではの強みは何だと思いますか
状態図、結晶構造、物性値が一括で揃い古い論文も網羅されており、他のデータベースなしに材料研究が完結できる点が最大の強みだと思います。データベースのGUIが直観的で検索・閲覧しやすい利便性も高く、「オンリーワン」と思っています。
Q5. 利用上で工夫したことや困った点、その対処法を教えてください
検索時に化学式入力や検索方法に迷う場面もありましたが、調べれば解決できました。資料の画像保存については解像度やライセンス取得に工夫が必要だと感じました。
Q6. 今後のMatNaviへの要望や期待を教えてください
状態図データの解像度をさらに上げて、画像品質向上を希望します。組成表示は原子数比だけでなく質量%への変換機能追加に期待しています。著作権の範囲でより詳細なデータ提供、さらに多分野ユーザーにも使いやすい展開を望みます。
【MDPFより】
AtomWorkを授業や研究でご活用いただいていることに感謝申し上げます。有料になりますが、より収録データの多いサービスとして、一定量のダウンロードも可能なAtomWork-Advのご利用もぜひご検討ください。
