DICE

DICEとは

材料科学の研究を推進し、材料開発を加速する場-データプラットフォームDICE(ダイス)を提供します。

材料データプラットフォームセンター (DPFC)は、統合型材料開発・情報基盤部門MaDISの一部門として2017年度に設置されました。NIMSが進める革新的材料開発力強化プログラム (M3) の一つであるMRB(Materials Research Bank)を具現化する材料データプラットフォームDICEの構築と運用がミッションです。

DICEは、材料データの入り口 (集まる) から出口(使う) までを一貫して扱う前例のないシステムです。入口としては実験・計測装置からの取り込み、文献からの取り込み、機関レポジトリからの取り込みなど、複数の情報源からのハイスループット・ハイクオリティー収集・登録システムを実装するとともに、データをRDF形式で階層的、構造的に理解し、かつLinkedDataなど情報工学的手法によってデータ間を繋ぐことで、格納データの高付加価値化を目指しています。また出口側として、データ可視化システムや各種解析ソフトウエアを整備・提供するのみならず、マテリアルズ・インフォマティクスに代表される材料開発における課題解決の糸口を与えられるような、システム科学的なサービスを提供することを目指しています。

DICE_KeyFunctionalities.png

私たちは、データの収集、メタデータ付与やデータ形式の変換、機械可読化による高付加価値化、解析手法に関わるデータ科学的あるいは情報工学的な研究を進め、先進性の高いデータプラットフォームシステムを構築していくとともに、NIMS内はもとよりNIMS外に対しても、材料情報のナショナルセンターとして、利用者にとって魅力的な質の高いサービスを継続的に提供してまいります。

参考リンク

https://www.nims.go.jp/research/materials-data-pf/index.html
https://www.nims.go.jp/research/MaDIS/index.html

参考文献

Mikiko Tanifuji, Asahiko Matsuda, Hideki Yoshikawa. Materials Data Platform - a FAIR System for Data-Driven Materials Science. Proceedings of the 2019 8th International Congress on Advanced Applied Informatics (IIAI-AAI). 2019

DICE共通メッセージ形式スキーマ

DICEの各システム間で研究データを流通・交換・保管する際、共通のメタデータスキーマを定め、通信メッセージとしての機能とともに対象データについて記述しています。このメタデータはXML Schemaで定義の上、JSON Schema形式に変換して利用されます。記述内容としては、研究データそれ自体の書誌情報に加え、材料科学の点でその研究データの特徴を記述するための項目群も含んで構成され、複雑な構造を内包します。

JSON形式

XML形式

応用例

材料データリポジトリ (Materials Data Repository, MDR) では、DICE共通メッセージ形式をもとにして実装したMDRメタデータを用いて材料データを記録・管理しています。

参考

菊地伸治, 門平卓也, 鈴木峰晴, 内藤裕幸「高付加価値科学データ創出を指向した研究データ管理プラットフォームのアーキテクチャ」信学技報, vol. 119, no. 66, SC2019-2, pp. 7-17, 2019年5月. https://mdr.nims.go.jp/concern/publications/m039k565z?locale=en

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