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MatNavi利用者インタビュー Vol. 1 

材料合成の"失敗要因"を明かす -実験現場を支える網羅型金属データベースの革新力-

ご利用者

菅原氏写真






神戸大学大学院 
理学研究科 
教授  菅原仁様

【プロフィール】
神戸大学大学院 理学研究科に所属し、基礎研究から応用研究まで、幅広い材料探索や評価、教育・成果発表に、MatNaviのデータベースを利用している研究者。

利用したデータベース

無機材料データベース (AtomWork)

論文

Superconducting and Fermi Surface Properties of a Valence Fluctuation Compound CeIr2
https://doi.org/10.7566/JPSJ.93.034704

インタビュー

Q1. MatNaviを使おうと思った理由や導入前の課題・期待は何ですか

知り合いの研究者から紹介され、物性物理の研究において、希土類化合物や遷移金属化合物の単結晶作製時の材料選択や資料作成に課題を感じていました。合成条件や物性データを効率的に収集・比較できることを期待して導入しました。

Q2. 課題解決のためにMatNaviをどのように活用しましたか。使い方のコツはありますか

研究対象物質について、二元系金属状態図や物性データを参照し、合成条件を決定しています。融点や反応温度予測による合成成功率の向上、複数データの横断的活用による資料作成や論文執筆、教育への活用などにも役立てています。

Q3. MatNaviを使って得られた成果や成功体験を教えてください

金属状態図を活用することで、化合物合成や失敗時の原因特定ができ、実験条件の調整が研究の効率化と精度向上につながりました。

Q4. MatNaviならではの強みは何だと思いますか

二元系金属状態図の網羅性や、目的の物質・物性データを検索しやすいインターフェースが強みではないでしょうか。材料合成における「地図」や「レシピ」のような存在で、意思決定に不可欠だと感じています。

Q5. 利用上で工夫したことや困った点、その対処法を教えてください

二元系状態図は充実していますが、三元系状態図の情報は少なく、三元素組み合わせ時は予測が必要でした。最新データの反映スピードにも、今後の改善を期待しています。

Q6. 今後のMatNaviへの要望や期待を教えてください

三元系状態図の拡充や超伝導データベースの復活、単結晶構造解析などに関するラウェパターン画像やシミュレーション機能の追加、継続的なサービス運用とデータ更新にも、力を入れていただきたいです。

【MDPFより】

AtomWorkを日常的な研究や物質合成に活用いただき、特に二元系金属状態図が合成条件の検討等に役立っているとのコメントをいただきました。無償版のAtomWorkはデータ更新を行っておらず、三元系状態図や最新データは有償版AtomWork-Advで提供しています。有償版ではデータ量や検索・連携機能が大幅に拡充されており、定期的なデータ更新も行っています。AtomWork-Advはトライアル利用も可能ですので、ぜひこの機会にお試しください。

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