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2025.12.08 ニュース 「RDEToolKit」のモデルテンプレートを公開!5つのデータ登録モードをすぐに体験できます。 RDE
RDEToolKitは、RDEにおける構造化処理フローをPythonで手軽に、確実に構築できるツールキットです。
今回新たに、RDEToolKitで選べる5つのデータ登録モードそれぞれの使い方を実際に試せるモデルテンプレートを公開しました。
データ登録モードとは、研究データの特性や管理状況に応じて選べる「データの登録方法」のことです。登録方法にあわせてRDEへの入力ファイルや構造化処理後の出力先を初期配置する機能を備えています。
今回公開したモデルテンプレートを使えば、RDEToolKitのデータ登録機能を実際に動かしながら各モードの仕組みをより深く理解することができます。
さらに、これらのモデルテンプレートをベースに自分の研究データに合わせた構造化処理を追加することで、オリジナルのデータセットテンプレートも効率的に構築することができます。
RDEToolKitをご利用中の方はもちろん、これからデータセットテンプレート開発に取り組みたい方にも役立つ実践的なツールです。
RDEToolKitの5つのデータ登録モード
- Invoice Mode
- ExcelInvoice Mode
- SmartTableInvoice Mode
- MultiDataTile mode
- RDEFormat mode
1回の登録で1件のデータを登録する最も基本的なモードです。
単発の実験データの登録に適しています。
1回の登録で複数のデータを一括登録します。
登録するデータごとに異なるメタデータ(試料情報や実験条件など)をExcelファイルで記述できます。
同じ種類の実験データを大量に登録したい場合に適しています。
ExcelInvoiceモードをさらに使いやすく発展させたモードです。
メタデータを記述するファイルは、Excel(xlsx)、CSV、TSV形式に対応しています。
複数のファイルを関連づけて複数データを登録することができます。
1回の登録で複数のデータを一括登録し、これら全てに共通のメタデータを一括適用します。
同一の実験条件や試料情報を持つデータを効率的に登録したい場合に適しています。
あらかじめRDEの規定形式に整形されたデータを登録するためのモードです。
他のシステムとRDEとの連携に加えて、大容量ファイルや秘匿データをRDEに登録せずに構造化処理結果のみを登録したいケースで活用できます。
MIに適した材料データの処理と蓄積を、もっと簡単に、もっと柔軟に。
RDEToolKitのモデルテンプレートを活用して、多様な研究データを自在に登録してみませんか。
詳細・ダウンロード
- モデルテンプレート公開ページ https://github.com/nims-mdpf/RDE_rdetoolkit_5mode_templates
- RDEToolKit公式サイト https://nims-mdpf.github.io/rdetoolkit/
関連資料
- RDE開発者向け--FirstTouch--資料 https://github.com/nims-mdpf/RDE_Docs_firsttouch
- RDEサービス紹介ページ https://dice.nims.go.jp/services/RDE/
