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2025.08.01 ニュース RDEの構造化処理フローを手軽に構築できる「RDEToolKit」のご案内 RDE

RDEToolKitは、RDEにおける構造化処理フローをPythonで手軽に、確実に構築できるツールキットです。
このたびのv1.3.3アップデートにあわせて、あらためてRDEToolKitについてご案内いたします。

構造化処理とは?

RDEでは、材料データの利活用を促進するため、単なるデータ登録ではなく、データ駆動型研究に適した形に整える「構造化処理」を自動で実行しています。
構造化処理には、次のような処理が含まれます。

  1. データの分類
  2. メタデータの付与
  3. 用語の翻訳
  4. ファイル形式の変換(例:CSV → JSON)
  5. 数値データの可視化や統計処理
  6. 特徴量の抽出(機械学習向け)

これらを複数ステップからなる「構造化プログラムのワークフロー」として定義・実行し、構造化済みのデータとして蓄積できるのが、RDEの特長です。

RDEToolKitとは?

RDEToolKitは、こうしたRDEの構造化処理フローをPythonで簡単に構築できるパッケージです。
構造化に必要な前処理・後処理がモジュールとして提供されており、これらを組み合わせることで、研究や実験内容にあわせた構造化処理フローを手軽に素早く構築できます。

RDEToolKit

RDEToolKitを使うメリット

必要なモジュールを選ぶだけで、手軽に・素早く・自分仕様の構造化処理フローを構築できる。
他のPythonライブラリと組み合わせて、データ変換・可視化・解析など多様な処理を実現できます。
作成した構造化処理フローは、再利用や共有が容易です。
RDEへのデータ登録処理とスムーズに統合でき、登録から構造化までを一貫して実行できます。

MIに適した材料データの処理と蓄積を、もっと簡単に、もっと柔軟に。
RDEToolKitを、ぜひご活用ください。

関連リンク
  1. RDEToolKit https://nims-mdpf.github.io/rdetoolkit/
  2. RDE開発者向け--FirstTouch--資料 https://github.com/nims-mdpf/RDE_Docs_firsttouch
  3. RDEサービスの詳細 https://dice.nims.go.jp/services/RDE/

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