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2025.06.17 イベント 【6/27開催】JOSS2025|AIと協働する時代の研究データ基盤を考えるセッションのご案内
6月27日(金)に「Japan Open Science Summit 2025 (JOSS2025)」で開催するMDPF企画セッションをご案内します。
このセッションでは、AIと協働する時代において、研究データ管理と高性能計算(HPC)がどのように双方向に進化していくかを探り、将来の研究環境のをどのように構築すべきかを議論します。オンラインと現地のハイブリッド開催を予定しています。ぜひご参加ください。
JOSSとは?
「Japan Open Science Summit (JOSS)」は、オープンサイエンスをテーマにした日本最大のカンファレンスです。オープンサイエンスの推進に携わるさまざまな参加者が集まり、活気あふれるセッションを展開しながら、最新の取り組みや成果を共有します。
データと計算の新たな共鳴:HPCと研究データ管理の未来
セッション詳細:https://joss.rcos.nii.ac.jp/session/overview/?id=se_217
------------------------------------------------------------- 日時:2025年6月27日(金)17:00〜18:30
- 会場:オンラインと現地のハイブリッドを予定
- [現地会場] 国立情報学研究所 12階 1208会議室(〒101-8430 東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター)
- 参加費:無料
- 参加申込:https://joss.rcos.nii.ac.jp/
現代の科学研究は、HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)と研究データ管理の緊密な相互作用によって大きな変革を遂げようとしています。このパネルディスカッションのテーマは、「研究データ管理とHPCがお互いに影響を及ぼしながら、どのように進化するのか」に焦点を当てます。HPCはスパコンに代表される高速システムを構築し、その単体としての性能確保を行ってきました。一方、研究データ管理は、単なるアーカイブから動的にさまざまな箇所で生み出されるライブデータ活用へと拡大し、NIMSのMDPFなど様々なデータプラットフォームが稼働しています。こうした中、たとえばオンプレミスとクラウドのハイブリッドモデルの採用が進む一方、その性能はネットワークを介した分散データ操作も含めて考慮する必要があります。さらには計算性能の定義自体を考えなおす必要があるかもしれません。本セッションでは、HPCと研究データ管理がどのように科学研究の基盤として進化できるのかを探り、外部機関との連携による全国規模のインフラ構築までを含め、将来の研究環境をどのように構築すべきかを問いかけます。