RDE

RDE

RDEは、物質・材料についての研究データをオンラインで迅速に登録するためにNIMSが開発したシステムです。生データを登録すると自動的にデータ駆動型のマテリアル研究に適した形に構造化してクラウドに蓄積します。これによりユーザーや研究グループ内での再利用や他の研究グループとのデータの共用が容易となり、マテリアル研究開発のDX化を支援します。

紹介メニュー
  1. 主な特徴
  2. マテリアルDXプラットフォーム構想とRDE
  3. RDEを使ってデータを蓄積・共用するには
    1. 利用開始までの流れ
    2. 利用の申込
    3. 必要手続き
    4. 規程と様式
  4. 登録データの広域共用化について
  5. ドキュメント
    1. 利用者マニュアル
  6. 利用環境

主な特徴

  1. データを自動的に構造化して蓄積し、データの利活用を促進します
    1. データを登録すると、データ分類、メタデータ付与、用語翻訳、フォーマット変換、数値データの可視化や数理統計処理、特徴量抽出といった構造化処理を自動的に行い、データ駆動型のマテリアル研究に適した形で蓄積します。
    2. 機械学習などの高度な利用目的につなげるまでの定型的な前処理を自動化し、データを効率的に蓄積します。
    3. 登録したデータは、データのまとまり(データセット:構造化したデータ群を格納する単位)ごとに格納されます。データセットのデータは共通のフォーマットを持ち、データセットへのアクセスが許可された研究グループ内で利用できます。

  2. 柔軟なデータ共用範囲設定により、マテリアル研究開発のDX化を支援します
    1. 蓄積したデータをユーザーや研究グループ専用の領域で使用
    2. 蓄積したデータを他の研究グループや他機関のプロジェクトメンバーと共用

マテリアルDXプラットフォーム構想とRDE

NIMSは、文部科学省「マテリアルDXプラットフォーム構想」において、「データ中核拠点」として産学の高品質なマテリアルデータの戦略的な収集・蓄積・流通・利活用を進めています。
機械学習等に代表される情報処理のシステムがこれらのマテリアルデータを効率的に取り扱えるよう、NIMSはRDEを活用して、材料研究全体のフローを解析しながらマテリアルデータのデジタル化を進め、各々の研究に適したデータ蓄積の形式を確立します。
今後、マテリアル先端リサーチインフラ事業(ARIM)やデータ創出・活用型マテリアル研究開発プロジェクト事業(DxMT)と連携して「マテリアルDXプラットフォーム」構築を実現します。

RDEを使ってデータを蓄積・共用するには

※ARIM事業の共用装置からのデータ登録・共用については、ARIM事業の利用規約等が適用されます。 ARIM事業までお問合せください。

利用開始までの流れ

RDEへのデータ登録を開始するためには、
(1) 利用グループの作成
(2) 登録データの格納形式(データセットテンプレート)の決定
の2つのステップが必要です。
利用開始までのフロー図

(1) 利用グループについて

RDEの利用は「グループ単位」となります。
RDEの利用を希望するグループの責任者は、所定の方法で利用申込を行ってください。

(2) データセットテンプレートについて

RDEで予め用意しているテンプレートを利用することができます。
グループの研究に合わせて新たにテンプレートを作成することもできます。 サービスメニューよりご確認ください。

※RDEに登録されたデータは、原則2年間後に、広域共用(データ中核拠点共用)に移行します。
 詳細は「登録データの広域共用化について」をご参照ください。

利用の申込

  1. サービスメニューを選択
    利用するデータセットテンプレートに応じて、3つのメニューを用意しています。
    RDEサービスメニュー(+利用申し込みフォーム)をご確認ください。

  2. 利用申込フォームに必要事項を入力して送信
    お申込み内容を確認しまして、担当より必要手続き等をご連絡いたします。

必要手続き

RDEの利用を開始するためには、以下の4つの手続きが完了している必要があります。
利用申込フォーム送信後のご案内に従って、手続きを進めてください。

必要手続きの表


規程と様式
  1. RDEサービス利用約款[2024年8月20日制定]
  2. RDE利用申請書 (ver.20240820.2)
  3. RDE利用者登録申請書 (ver.20240820.1)
  4. RDE利用に関する同意書(一般法人用)
  5. RDE利用に関する同意書(アカデミア用)

登録データの広域共用化について

  1. RDEに登録されたデータは、原則、2年のエンバーゴ期間後(*1)にデータ中核拠点の広域共用に移行します。
  2. 広域共用となったデータは、データ中核拠点(NIMS)が定める条件のもとで、データ利用者(*2)が利用できるようになります。
  3. RDEへのデータ登録にあたっては、データの広域共用化にご同意をいただきます。

 *1 NIMSが別途指定した国家プロジェクトや外部資金課題に関する取扱いは別に定めます。
 *2 共用データを利用するための申請が別途必要です。

データ共用とエンバーゴ期間の図

ドキュメント

利用者マニュアル

利用環境

Webブラウザ(Google Chrome, Microsoft Edge, Firefox, Safari)最新版をご利用ください

NEWS

知らせ

定期メンテナンスについて

毎週水曜日 18:00~20:00の間はシステムの定期メンテナンスのため、サービスをご利用いただけない場合があります。

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