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2025.04.07 ニュース MDRがさらに使いやすく!新機能を追加しました。 MDR

材料データリポジトリ(MDR: Materials Data Repository)をアップデートしました。

今回のアップデートのポイント

  1. 画面表示の大幅改善:表示言語の切替、画像の高速拡大・縮小、モバイル表示の最適化を実装
  2. 研究者情報への入手を容易に:SAMURAI(NIMS研究者総覧)、ORCID(研究者識別子)とROR(研究機関識別子)へのリンクを追加
  3. データ取得機能の強化:語彙情報で検索、大容量ファイルの一括ダウンロード、WebAPIの拡充

MDRの利用はこちら
MDRロゴ

紹介URL https://dice.nims.go.jp/services/MDR/

アップデートの詳細

画面表示の大幅改善
  1. サイト案内を日本語対応に
    MDRサイトの表示言語(日本語・英語)の切替ができるようになりました。
  2. 「注目のデータ」が一目でわかるトップページ
    「注目のデータ」に説明文の表示を追加しました。また、「最近のアップロード」には過去1ヶ月間に登録された最新の論文やデータがランダムに3件表示することで、新たな出会いと発見の機会を提供します。 (①②)
  3. 画像の拡大縮小がより高速に
    MDRに登録された画像の表示速度を大幅に向上させました。特に、画像の拡大、縮小がより高速に行えるようになり、詳細な部分までストレスなく確認できるようになりました。
  4. モバイル表示を最適化
    スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスにおける画面レイアウト最適化しました。データ概要を示すサムネイル画像も大きく表示され、より見やすくなりました。
研究者情報への入手を容易に
  1. ORCID、RORへのリンクを追加
    ORCID(研究者識別子)とROR(研究機関識別子)へのリンクを追加し、研究者に関する詳細情報が入手しやすくなりました。(③)
  2. 研究者総覧SAMURAIとの連携を強化
    NIMSに所属する著者について、SAMURAI*へのリンクを追加しました。また、SAMURAIに文献情報が掲載されている場合は、そのページに直接アクセスできるようになりました。(④)
    *研究者総覧「SAMURAI」は、NIMSで研究に従事する研究職やエンジニア職を対象にしたプロフィール閲覧サービスです。
    参考 https://samurai.nims.go.jp
データ取得機能の強化
  1. MatVoc語彙URIでの検索が可能に
    MatVoc*の語彙URIで検索できるようになりました。また、MatVocへのリンクを追加し語彙情報を閲覧することが可能になりました。(⑤⑥)
    *MatVocはNIMS材料データプラットフォームが蓄積している材料語彙情報の閲覧サービスです。
    参考 https://matvoc.nims.go.jp/wiki/MatVoc:About
  2. 一括ダウンロード機能を強化
    100MBを超えるファイルでも一括ダウンロードができるようになりました。これにより、ファイル容量を気にせずダウンロードが可能になり、利便性が向上しました。
  3. WebAPI拡充により詳細な情報が取得可能に
    WebAPIで取得できるメタデータに、装置や試料などの材料に関する詳細情報を追加しました。また、OAI-PMHによるメタデータの一括取得機能も追加されました。
    参考 https://dice.nims.go.jp/services/MDR/manual/html/api.html

MDR_update.png

今回のアップデートは、MDRをご利用中の研究者の方々にとって、より使い勝手の良いデータリポジトリへと進化させるための重要な機能強化です。DICEでは今後も、研究者のみなさまのニーズに応じた機能改善や拡充を継続的に行ってまいります。

問合せ先:DICEサービス窓口
(本サイト「お問い合わせフォーム」から送信してください。)

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